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阿部虎之助:3年目



こんにちは。Virginia Commonwealth University(VCU) 3年の阿部虎之助です。昨年、2019年に2年制の短期大学から、4年制のDivision 1 の大学であるVCUに編入してきました。VCUとして初めてのシーズン、そしてアメリカ3年目のシーズンが2019年に終わりました。結果から言えば、個人としてもチームとしてもこれといった結果を残す事ができなかったです。アメリカ3年目とはいえ、編入してきて新しい環境になってサッカーはもちろん、勉強や生活なども全てが変わりました。その中で様々な葛藤があり、自分と向き合う時間もかなり多かったです。


12月中旬に学校が終わり、12月後半から3週間だけ日本に帰国しました。僕は3週間という限られた日本での大切な時間を有効活用するために、日本に帰国する前にスケジュールをほぼ毎日のように入れて出来るだけ多くの人に会いました。そして僕は多くの友達や知人に会って改めて気づいた事がありました。『僕の周りには僕のことを支えてくれて、心から応援してくれている人たちがこんなにもたくさんいるんだ』と。僕は1人ではないんだと改めて実感しました。みんなからの「おかえり」「お疲れ様」「頑張って」「応援してる」という一言一言が僕にとって本当に心の底から嬉しくて、アメリカで頑張る原動力になっています。待ってくれている人がいる事がどれだけ温かくて幸せか。自分のことを支えてくれて、応援してくれて、期待してくれている人がたくさんいる事がどれだけ幸せか。その事を今回の帰国で改めて気づかされました。



2020年。8月から大学4年生になり、アメリカでの最後のシーズンを迎える。今までは自分のために頑張って来た。自分にとっての幸せは、自分の好きなサッカーでプロになってお金を稼ぐ事だったから。だけど今はもう違う。もちろん自分のために頑張るけど、それだけじゃなくて自分の事を支えて・応援してくれている全ての人のために頑張る。なぜなら自分にとっての本当の幸せの定義は、自分が成功したことによって周りの応援してくれている人たちが幸せになってくれる状況こそが、自分にとっての幸せだからだ。それはつまり、僕がプロサッカー選手になるということ。そして僕がプロになったことによってみんなが幸せになれば、それが結果的に僕の幸せに繋がる。だからこそ僕は自分のためにも、みんなのためにも必ずプロサッカー選手になる。僕にはその責任があるし、そういうプレッシャーが僕を奮い立たせ、生きる原動力となる。2020年シーズン。圧倒的な結果を残して、必ずみんなの期待に応えて見せます。


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