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藤岡聡志:1年目

 みなさん、こんにちは。Northeast Texas Community Collegeに留学している、藤岡聡志です。以前は、小、中、高と横河武蔵野フットボールクラブ、東京武蔵野シティフットボールクラブに所属していました。

 日本から一度も出たことがなかった僕の8月からの留学生活は、楽しく、苦しく、もどかしくもある刺激的な日々となっています。


 昨シーズンは、個人としては4ゴール6アシスト、チームとしては全米大会に進むためのプレーオフ準決勝で負けてしまい、目標であった全米大会でのプレーは叶わず、満足のいくシーズンにはなりませんでした。慣れない天然芝のグランドへの適応、初めてボランチとして起用されたシーズン、指示が思うように伝わらない歯痒さ。サッカーだけで見ても、様々な面で"変化"があり苦しみました。


 "自分"を上手く表現できない、というのはとても辛いことです。そこにはやはり、コミュニケーション能力というものが深く関わってきて、言語力というものがダイレクトに関わってきます。伝えたくても伝わらない、怒りたくても怒れない、みんなが笑っているけど、どうして笑っているのかわからない、などの場面では、言語力が欠けているおかげでとてももどかしさを感じました。もっと英語という言語を学び、たくさんの人と触れ合い、自信を持って自分を思うように表現できるくらいの英語力をつけたい、と心から思いました。


 

しかし、辛いことばかりではなく、アメリカ、そして世界の良いところもたくさん見ることができています。チーム一人一人のサッカーに対する熱量、ゴールした仲間への盛大なセレブレーション、練習中に度々言い合いになり胸ぐらを掴み喧嘩になるくらいの個人のこだわりや厳しさ。日本では味わえないような瞬間をたくさん肌で感じました。他にも、宿題を助けようと相手から声をかけてくれたり、ドアを開けたら近くにいる人が通るまで開けて待っていてくれたり、そういった日常のふとした優しさがアメリカには溢れているなと感じています。



 そして、来シーズンからオクラホマ州にあるOral Roberts UniversityというDivision 1の四年制大学への編入が決まりました。四大への入学という目標が思っていたより早いタイミングで現実となり、自分自身まだ驚きも大きいですが、とてもワクワクしています。関わってくださった方々にとても感謝しています。まずは今学期、今の大学で良い成績を取り、来シーズンからは、さらなる英語力向上に努め、色々なところに勇気を持って飛び込み、サッカー面も生活面も充実させられるように頑張ります。来シーズンからの目標は、怪我をしないこと、スタメンを取ること、そしてたくさん友達を作ることです。


 最後までお読みいただきありがとうございました。

藤岡聡志



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