阿部虎之助:最後の年

Updated: Apr 5


こんにちは。Virginia Commonwealth University に通っていた阿部虎之助です。長いようで短いようで長かったアメリカの大学生活。ついに卒業しました。


ここまで僕を支えて、そして応援してくださった皆さん。本当に感謝してもしきれません。ありがとうございました。そんな皆さんに時には朗報を届けることができた時もあり、時にはそうでない時も多々ありました。しかしその自分が常に上へ目指す姿を皆さんに見せられたことは僕の中での誇りであり、皆さんへの少しの恩返しになっていたらなと思います。


高校2年生の修学旅行を休んでアメリカへトライアウトに行き、そこでアメリカの環境や規模の大きさに衝撃を受けてアメリカの大学に進学することを決意。

それから高校卒業後、まずはBarton Community College という短期大学に進学。今だから言えるけど、この時はほんとに不安しかなかった。英語力も全くなかったし、何より海外に1人で行って全てが日本と違う環境で暮らすことへの不安は正直とてつもなかった。今となってはアメリカサッカー留学というものがメジャーになってきて、様々な会社がアメリカの大学への留学サポートを行なっているが、当時はまだその選択はとてもマイナーなものだった。だからこそ様々なプレッシャーがあった。


そして短期大学の中で全米準優勝し、大学3年時にVirginia Commonwealth University という4年生の大学に編入。NCAAのDivision 1の大学はやはり短期大学とは全てが桁違いだった。施設も支給品もホテルも移動手段も何もかもが日本の大学とは比べ物にならない。短期大学から編入したからなおさらそれを感じた。そのような素晴らしい環境でサッカー出来たことは本当に自分にとってかけがえのない経験になった。心残りとしては自分がアメリカに来る前からずっと目標にしていた“全米制覇“を達成できなかったこと。ただこれは自分にとってはある意味よかったのかなとも今になって思う。この大学生活の中で自分のシナリオ通りになっていたら、多少なりとも満足したり慢心したりしていた気がする。この目標達成できなかった歯痒い思いがまた自分を強く、そして奮い立たせるきっかけになった。


そうして先日、アメリカの大学生活に終止符を打ちました。


“アメリカサッカー留学“と聞くと、普通に考えれば“サッカー“もしくは“英語“を成長させるためのものだと思う。ただ自分がこのアメリカ大学生活の中で最も成長したなと感じたのは“人間性“だと思う。


アメリカの大学は世界各国から学生が集まっていて、国によって文化や性格、当たり前の価値観は全く違う。もちろん分かり合えない時もあるし、ストレスも溜まる。サッカーや日常生活含め、この4年半でどれだけのストレスを溜め込んだかはかり知れない。笑 ただ自分が知らない文化や性格を知ることは自分の固定概念をぶち壊してさらに人間としての深みを出す材料となった。日本にいたら絶対に経験しない、あるいはできないであろうことをたくさん経験して、色々な国の人と繋がりお互いの国を尊重し合い、一緒に暮らし同じ目標に向かって突き進んだこの4年半は何にも変えられないものとなったに違いない。

他にも書きたいことが山ほどあるけどこれ以上書くと長くなりすぎるし、読んでくれる人も減ってしまうのでここらへんにしておきます。続きは将来テレビのインタビューなどで話したいと思います。笑

とりあえず阿部虎之助の第一章はこの大学生活で幕を閉じます。そしてこれから今までよりもさらに壮大な物語である第二章が始まります。


自分の道は自分で切り開いていきます。どんなに裏切られても、壁が高くても、道が険しくても自分自身で乗り越えてこじ開けていきます。その生き様が少しでも周りに勇気を与えられればなと思います。そしていつも何回も何回も言っている通り、自分のために、そして応援・期待してくれてる人のために僕は進み続けます。これからもっと皆さんにすごい景色を見せます。


阿部 虎之助



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